白髪を染めるパワーを秘めている植物「ヘナ」って何?

クレオパトラのように、おしゃれを楽しみたいあなたのために。

ヘナは主に、マニキュアやヘナタトゥーなどの染料として古代から使用されてきたハーブです。その歴史は、記録に残っている限りでは先史時代にまで遡り、クレオパトラもヘンナで爪などを染め、現代で言うマニキュア代わりとして使用していたといいます。ではかつての琉球の民もヘナで爪を染めたのでしょうか?

沖縄でマニュキアというと、「てぃんさぐぬ花」ことホウセンカ。また「はちじ」という既婚の女性が手に施す入れ墨の慣習のあった沖縄ですが、ヘナで爪を染めた、ヘナで「はちじ」をまねて遊んだたという話は耳にしません。おそらく、ヘナは沖縄に昔からあった植物ではなく、昨今持ち込まれた新しい作目なのです。

在来植物でないヘナを沖縄で栽培し、天然染毛料原料としての産業化を図るには、ヘナという植物の特性を知り、原産国であるインドと沖縄の違いを鑑みる必要があります。

沖縄で生産拡大・産業化を図るために、ヘナやその原産国を知ることから…

1本の苗木と向き合って

  • ヘナーHenna-

    ミソハギ科シコウカ属ヘナ(ヘンナ)

    学名:Lawsonia inermis

    和名:指甲花(シコウカ)・ツマクレナイノキ・エジプロイボタノキ


    葉を乾燥させて粉にしたものを水などで溶いたものが古くから髪・眉・爪・手足などの染色やペイントに活用されています。染料色素はローソン(IUPAC名:2-ヒドロキシ1,4-ナフトキノン)であり、その色素がタンパク質に共役付加反応が生じることによって皮膚または頭髪のケラチンと反応し染色します。


    エジプト、インド、北アフリカ、イランなど乾燥した水はけのよい丘陵に育ち、高さ3~6mほどの常緑低木樹で、長さ2㎝幅1㎝ほどの楕円形の葉をつけ、白またはピンク系の花が咲きます。


                               ーウィキペディア引用ー

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  • 沖縄でのヘナの栽培にむけて取り組むべき課題を洗い出すために…

    エジプト、インド、北アフリカ、イランなど乾燥した水はけのよい丘陵に育ち、…

    と言われていますが、沖縄ではどうなのか?

    世界におけるヘナの栽培地と沖縄の気候や土壌特性はことなりそう。


    亜熱帯の沖縄で栽培できるのか?土壌の物理性・化学性は問題ないのか?育ったとしてヘナ色はでるのか?様々な課題がありました。

    そこで、沖縄の生産者の方々の協力を得、沖縄本島全土にヘナの苗を配布し、栽培試験を行い、沖縄でヘナを栽培するための知見を重ねていきました。

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CHECK!

インド産ヘナとオーガニック琉球ヘナ何がちがうの?

ヘナの魅力・ポテンシャルを最大限に発揮するために、栽培に適した土地、収穫期、加工方法を徹底的に研究しました。沖縄でできることを最大限しつくした結果、インド産ヘナより色素含量が高く、香りがよく粘度の高い天然染毛料ができました。

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    POINT01

    沖縄の主な土壌は3種類

    沖縄には、国頭マージ、島尻マージ、ジャールという3種類の特徴ある土壌があります。

     国頭マージは主に沖縄の中北部に分布し、酸性土壌です。お茶やパインアップルなど、栽培する作物を選びます。島尻マージは中南部に分布し弱酸~弱アルカリ土壌で、割となんでも栽培に適した土壌です。ジャールは中南部に分布し、アルカリ性土壌で、非常に排水性が悪く、乾燥するとカチカチになります。3種とも、粘土質であり、保湿力が弱く干ばつの影響を受けやすい特徴があります。

     ヘナは沖縄本島どこでも根付きました。しかし、酸性土壌の国頭マージでは生育はするものの、葉のつきは悪く、一方島尻マージおよびジャーガルでは生育・葉のつきともの申し分のない成長を示しました。

    そこで、沖縄産ヘナの生産地としては、島尻マージおよびジャーガルの分布する中南部地域としました。

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    POINT02

    亜熱帯でヘナを栽培・収穫するために

     原産国のインドは熱帯モンスーン気候に属し、雨期と乾季があるのが特徴です。

    沖縄は亜熱帯気候に属し、冬の低温と湿潤な環境がインドと大きく異なる点です。

     収穫後天日干しで乾燥ができるインドとは違い、多湿な沖縄では、ヘナの色素やその他の有用成分、香りや風合いなどを生かして乾燥するには、さまざまな工夫が必要です。

     また、冬季の低温は、ヘナの染色力に影響を及ぼすため、収穫時期についても注意が必要となります。

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    POINT03

    沖縄でヘナを産業化するために

    天然染毛料としてのヘナは一言でいえば、ヘナを栽培・収穫し、微粉末にしいたもの、です。しかし原産国ではない土地でヘナを栽培し、加工するまでには、原産国とは違う多くのことに注意し、いくつもの課題をのりこえなければいけません。

    オーガニック琉球ヘナは、ヘナのよく育つ土を選定し、ヘナの色素・有用成分の多い時期の収穫を心掛け、多湿な沖縄でも成分の変質を招かないように、迅速にしっかり乾燥をするために、通風乾燥機を用いて乾燥を行ています。

    またヘナを食害するような虫などはあまりいないものの、カタツムリやミノムシなど、ヘナの木を住処とするような生き物が製品に混入しないように、乾燥前に徹底洗浄を行うことも、オーガニック琉球ヘナの製造工程の特徴です。

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ヘナ好きの、ヘナ好きによる、ヘナ好きのための天然染毛料

徹底したこだわりの詰まったオーガニック琉球ヘナ

「ヘナ」という植物の魅力を信じて、1本の苗木から始まったオーガニック琉球ヘナ。研究の日々の蓄積を経て、沖縄にあったヘナ栽培・加工を構築できた結果、安心安全に特化し、毎日でもつかいたいヘナ粉に仕上がりました。国産インディゴである琉球藍との配合によるプレミアムMixシリーズも加え、ヘナ特有の赤味から、だいぶ赤味を抑え黒髪に近いトーンの色合いまで、お好きな色合いを楽しむことができます。

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